お祈りのスタイル
祈りにはさまざまなスタイルがあると思います。
たとえば聖書を毎日読むとか特定の祈りの言葉を繰り返すというのもあるし、神さまにお願い事をするようなものもあるでしょう。
最近はキャンドルに火を灯し、そのときに静かに神聖なものに対して向かい合います。
ただ、そうしているだけの場合もあるし、浮かんでくる言葉があればそれを伝えます。
何も祈りの言葉を決めずにそのときの自分から出てくる祈りたいことや感謝を伝えるだけ。
全然短い時間ですが、神聖な時間として生活になるべく取り入れていきたいと思います。
「青い鳥」から
メーテルリンクの「青い鳥」
物心ついて最初に出会った物語。
子供の頃からクリスマス近くになると読んでいた。
最近、あらためて堀口大學氏の訳のシナリオ版を手にした。
その中の『ひかり』のある台詞は何度も読んだ。
いまさらながら1900年代初めに書かれたこのお話のすごさを思う。
光
いい子だから泣かないで、わたしは水のような声は持っていないし、ただ音のしない光なんだけれど、
でも、この世の終わりまで人間のそばについていてあげますよ。
そそぎ込む月の光にも、ほほえむ星の輝きにも、上ってくる夜明けの光にも、
ともされるランプの光にも、それからあなたたちの心の中のよい明るい考えの中にも、
いつもわたしがいて、あなたたちに話しかけているのだということを忘れないでくださいね。
「青い鳥」メーテルリンク 新潮文庫 より
植物たち(The Plant-Life)
ナワ・カミッグ(デニス・バンクス)によるアニシナベ族の教え
「セイジを焚いて」木村理真子訳 より
樹を見上げる時には、また樹も人にまなざしを投げる。
花の香りをかぐ時には、花も人の香りをかぐ。
トウモロコシの種を蒔く時、またトウモロコシも私たちの種を蒔く。
樹を植え、森を育てる時、森もまた私たちを植え、育てる。
すべてのいのちの種を蒔き、育てる時、いのちたちもまた
私たちを植え、育てるのだ。
樹や花に話しかけるとき、樹や花は人の言葉を聞き、私たちに話しかけてくる。
植物たちの言葉によく耳をかたむけるとよい。
植物たちはみな先生。人が生徒にほかならない。
植物が息を吸い込み、人が息を吐き出す。
植物が息を吐き出す時、人は息を吸い込む。
このように、呼吸を通じて、植物のいのちと人のいのちは
聖なる絆(きずな)で結ばれている。
私たちは毎日、この神聖な絆に敬いと感謝の気持ちを捧げる。
すべての植物は「いのちを授ける者」(life givers)












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