陽から陰へ
陽の光よりも闇の勢力が強まり始める切り替え時
キャンドルの灯が代わりに光りとなる
闇と混ざりながら、闇を抱く
照らし出される愛はよりリアルに現れる
夏の間に深い陰をおとしていた木々の葉は
少しずつ隙間をつくり、真実の姿をみせる。
それを見つめ続けるこれからの半年間
落ち着きと静けさという幸福とともに
サイレント・フェアリー
晩夏は少し淋しい。
ざわざわしていた空気がクリアになっていく。
少しずつ静寂が内側から生まれる。
静けさの精霊がいて風を呼ぶ。
振動だけがあり、その振動に耳をすます。
そこから動かずに
自然とともにいる。
お帰りなさいと呼ぶ声がする。
大きな呼吸をして
夕闇に吸収される夏の経験を見送る。
ディープパープルに染まるまで。
精霊の住む小さな空き地
トリートメント用の家のすぐ横の空き地は
アスファルトがなく、土のスペースだ。
そこはいつも植物を使ったセッションをしているせいか
固くて小さなスペースなのに
花がとても多いことに気づく。
あるときは日本のたんぽぽでいっぱい。
あるときはきゅうりぐさの野となり、
あるときはナガミヒナゲシが花を咲かせ、
カラスノエンドウがわんさか咲いたと思ったら、
アメリカフウロの小さなピンクの花であふれる。
今は、今まで気づかなかったけど母子草がぽつぽつ増えている。
もう少ししたら、ニワゼキショウの原となるだろう。
本当にそこは小さなスペースだ。
しかし、アスファルトでふたをされない限り
土は生きている。
深く呼吸をして、エレメントたちが手助けをして、
生命を紡ぎだす。
精霊たちの小さな庭だ。
誰かが手入れをしているわけではなく、
自然が織り成す芸術の場。
花たちは毎日、歌う。
巡る季節の中でやさしく私たちを包むように
祈るように・・・。
その恵みを受け取りながら、
彼らのスペースを邪魔することなく
見守っていたいと思う。
私たちの共生の場として・・。






















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